町田市を拠点に、行き場所を失った犬たちを保護し、新たな家族を見つける取り組みを行うボランティアグループ「小さな命を守る会」による保護活動が先月、成瀬の事務所で行われた。
トリミングサロン・アルモ(成瀬)と連携し実施されたもので、当日は飼い主が亡くなり、引き取り手がいなくなったなどの理由で九州の保健所に預けられた6頭が動物愛護団体「長崎Life of Animal」を経由して運ばれ、シャワーとトリミングを受けた。
6頭はその後、「預かり」を担うボランティアへ引き渡され、これまでも噛み癖や病気、障害のある犬などを受け入れてきたという同会の代表を務める其木洋子さんは「都心から離れた場所では、五体満足な犬たちも殺処分されていることが少なくない。地方では犬を引き取ってくれる団体が多くなく、規模が小さい傾向にある」と語り、「地方の犬の引き取りを本格的に進めていきたいと考えている」と話した。
同会では月に2回、第2・第4日曜日に譲渡会を行っている。詳細は代表の其木さん【携帯電話】090・7197・7982へ。
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