「3・すべての人に健康と福祉を」――を実践するのが、足の骨格を整えるための靴の中敷き(インソール)を扱う株式会社足幸(成瀬)。事業を通じて、足が健康であることの大切さを周知していきたいといい、「足からの健康を守りたい、幸せになってもらいたいんです」と代表の宇佐美昭彦さんは力を込める。
後悔残る
その思いは自身の苦い体験からきているという。およそ15年前、高齢の父親が転倒をきっかけに寝たきりになってしまい、以後リハビリで多少歩行能力が戻ってきたものの、完全に回復することがなかった。今振り返ると、「その時に足の健康を保つ大切さを知っていれば、何かアドバイスすることができたのではないか」と亡くなってから自問することになったといい、「知らないことは罪だと思う」と宇佐美さん。それから、足幸を立ち上げ、自分と同じような思いをする人が増えないように啓蒙するようになったという。
負担を軽減
インソールが鍵になると考えているのは、「骨格を整えることで筋肉や腱にかかる負担が軽減されるから」と話す。「今まで歩行に不安があり外に出られなかった人が、笑顔になる瞬間が嬉しいんですよね」
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