手づくりの電気自動車に青春をかける中学生もいる。和光中学校(真光寺町)の技術部だ。自作電気自動車の速さを競う中高生が出場する大会「エコ1チャレンジカップ」で1位にあたる金賞を数回受賞し、昨年は銀賞。強豪チームとして名をはせている。
ノウハウ蓄積
高校生にも負けない走りをみせることができる理由の1つが「ノウハウ」の蓄積。2012年から出場する「エコチャレ」に対しては先輩が取り組んできた知識、技術の蓄積がより速いマシンの改良につながっている。
また、練習環境の充実も大きい。学校近くの施設などの協力を得てレースをイメージした実践練習を積むことができている点が定評のあるコーナーリング技術の高さを生んでいる。
同校の副校長で技術部顧問の亀山俊平さんは「みんな楽しく取り組んでいる。OBが指導に来てくれているのもうれしい」とほほ笑む。
今年は8月24日
今年の大会「エコ1チャレンジカップ」は8月24日(土)、多摩市の東急自動車学校を会場に開かれる。
周回の特設コースで競い、同部副部長の吉澤奏さんは「今回は金賞を目指したい。仲間と電気自動車づくりにあたる毎日は楽しい」と笑顔。指導に訪れたOBの佐藤大志さんは「ここで車づくりに興味をもち、大学で専門知識を学ぶようになった。得た知識は後輩たちに伝えている。今年もがんばってもらいたい」とエールを送っている。
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