学校法人玉川学園は先月、休養専用の「リカバリーウェア」を開発・販売する株式会社ベネクス(厚木市)と「休養」をテーマとした包括連携協定を締結した。玉川学園本部棟で締結式が行われ、玉川学園理事長の小原芳明・理事長とベネクス代表取締役の中村太一氏が登壇した。
欠かせない
協定は、健康のための3要素「運動」「栄養」「休養」のうち、パフォーマンス向上のために「休養」が欠かせないというベネクスの考えに玉川学園が賛同し、今回の協定締結に至った。
今後、玉川学園では学生や教職員を対象に「休養学セミナー」やヨガイベント、共同研究などを実施し、「休養」の大切さを広めていく。一方でベネクスは、「健の教育」の実現と学生の活躍をサポートにあたっていくといい、締結式で小原理事長は「スポーツに励む学生のさらなるパフォーマンス向上と社会に貢献できる人材の育成に取り組んでいきたい。休養学を取り入れる効果を期待している」とした。
貢献できれば
中村氏は「休養が長くスポーツを続けるための鍵になると考えている。学校全体と協定を結ぶのは今回が初の試みとなるが、これを機に学生の皆さんの考え方に触れ、教育にも貢献できればと考えている」と表明している。
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