障害者支援などを行う社会福祉法人紫苑の会「シャロームの家」が先ごろ、全館の電源喪失と夜間停止を想定した防災訓練を行った。昼食には炊き出しによるアルファ化米のカレーなどが提供された。
訓練中、停電の影響で施設内は非常用電源が作動。冷房も停止し、施設内は暑さを感じる状態となった。同施設職員で防災関連のNPOたまりば副代表を務めている重枝由晃さん=人物風土記で紹介=は「ライフラインを完全に止めて訓練を行うのはリスクのあること。事前準備のかいもあり、職員もスムーズに対応することができた。最も心配していたトイレもうまく対処できた」と振り返った。「当日たまたま遊びで用意した風船が利用者の気を紛らわせる効果をもっていたことは学びとなった。良い経験になった」と話した。
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