師走を迎えた。慌ただしいこの1カ月が過ぎるともう正月。本町田の葬儀社「メモリアル・オリイ」代表の林伸光さんは家族が集まるその時こそ、「高齢となった親の終活について考える機会にしてもらいたい」と話している。
――なぜ?
「せっかく家族が集まる機会がもてるのであれば、普段なかなか触れづらい話題ですが、葬儀などについて考えてもらいたいと思います。終活の準備は早めに対応した方が心身も金銭的にも負担が少なくて済むので。縁起が悪いからといって先延ばしにしてもいいことはありません」
――事前相談を勧めるそうですが
「よりよい見送りにするには葬儀社への事前相談は欠かせません。いざという時に混乱したなかで相談しても葬儀社から提示されたものを選択するほかありませんが、事前相談であれば、慌てずにいろいろな選択肢のなかから最善の方法を選ぶことができると思います。お正月に家族と相談する前に情報を集めておくのがいいのではないでしょうか」
――ネットでの相談には注意が必要と
「利便性の高い方法ですが、トラブルが増えているようです。メールなどで相談した結果、格安の葬儀プランを依頼したものの、『消耗品などが入っていないものだった』など、追加で発注しなければならなくなるケースが多いようで。故人の思いを込める葬儀の相談は可能な限り対面、対話を通じて細部まで確認しておくことをお勧めします」
■メモリアル・オリイ(本町田)【フリーダイヤル】0120・087894
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