年末を迎え、新春スポーツの話題が増えるなか、注目されるのが箱根駅伝。町田市内では法政大学が10大会連続で出場するが、10月の予選会には常盤町のキャンパスを拠点に練習を積む桜美林大学も挑んだ。結果は28位に終わったものの、今年度就任した山路和紀・新監督は「来年に向け手ごたえを得ることができた」と振り返っている。
――監督としての初陣を振り返って
「間に合わなかったという思い。今年度、監督に就任。選手一人ひとりとミーティングを重ね、それぞれの性格などを知ったうえで練習を積んできたが、時間が足りなかった。ただ、来年は予選会を突破できるという手ごたえを得ることができた」
――根拠は
「今回の結果からみると、チームの日本人選手で1位だった志村紘佑(3年)のタイムをもつ選手が10人そろえば予選会を突破できることになる。志村は他のメンバーと比べて突出した力をもっている訳ではなく、みんなが到達できるレベル。今年から始めた練習を継続し、志村のように当日力を発揮できる力をもつことができれば予選会突破は可能とみている」
――今後は
「予選会の距離であるハーフマラソンに特化した練習を計画的に積んでいく。選手のポテンシャルは高いが、持ちタイムは練習の成果からみると物足りないというのが現状。しっかり試合に合わせられる力を身につければおのずと伸びていくと思う。練習に集中できる環境をいただいている。感謝の気持ちをもって取り組んでいきたい」
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