町田警察署は先ごろ、広域化する闇バイトなどの凶悪犯罪に対応すべく、隣接する神奈川県の警察署との連携強化を図る協定書を新たに改定。締結した。町田署は「事件の種類を特定せずに連携していく内容。協力し、犯人検挙につなげられれば」としている。
町田署と新たに協定を締結したのは、相模原、大和署などの神奈川県警所属の7署。町田署と神奈川県警各署による協定は、2012年にひったくりやひき逃げ事件の解決のために結ばれており、これまでも各署間で情報共有が行われていた。しかし近年、闇バイトや特殊詐欺に関する犯罪が広域的に行われるようになったことを受け、今回の改定となった。
先月23日には町田署で協定式が行われ、協定内容の確認・代表署の署名が行われた。相模原署の飯塚宏司署長は「すでに築かれていたものではあるが、今回の改定でこれまで以上に県警・警視庁間の連携を強めるものとなった。引き続き、協力していきたい」とコメント。町田署の江口博行署長は「当署の管轄区域は、地理的な状況から連携が重要。今回の協力書締結は、治安維持に大きく影響するといっても過言ではない。有効に機能させ、情報共有や合同訓練を行うことで犯人検挙につなげていくことができれば」と話した。
昨年相次ぐ
昨年首都圏各地で相次いだ、住宅に押し入る強盗事件。町田市に隣接する横浜市青葉区でも闇バイトに関連した強盗殺人事件が発生するなか、町田署は市内での発生も充分にあり得るとして警戒を強めている。江口署長は「強盗事件においては、事前に下見活動が行われる場合が多い。不審な人物を見かけたら110番を。そして家の施錠は徹底していただきたい」と呼びかけている。
町田版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>