JFL開幕まであと約20日と迫ったFC町田ゼルビア。昨年はスタジアムの基準不足でJリーグ昇格は出来なかったが現在、ゼルビア、行政、Jリーグと協議を重ね、問題をクリアしようとしている。そして、選手をまとめ、勝利に導くためセルビアから来日したランコ・ポポヴィッチ監督にゼルビアの未来、サポーターへの思いを聞いた。
―なぜ、FC町田ゼルビアを選んだのですか
FC町田ゼルビアのゼネラルマネージャー唐井直さんの存在が大きかった。唐井さんの自分に対するプレゼンテーションが素晴らしく今後のビジョンを聞かせてもらいとても共感し、誠意を感じた。先のことを考えたプランだった。私の考えではJ1のチームでしっかりした”ビジョン”がないチームより、JFLでもしっかりした”ビジョン”があるチームの方が働き甲斐があると考えている。
―地元のサッカークラブとして、長年培ってきたことがFC町田ゼルビアに魅力を感じたと聞きましたが
私の話をする前に、町田市民の皆さんによく考えて頂きたいことがあります。ゼルビアが、皆さんにとってどれだけ大きな意味を持っているかを。ゼルビアは結果を出してきている。そしてビジョンもある。創り上げている途中の発展途上のチームで皆さんの支えがとても大切です。また応援することは皆さんにとって、町田市にとってとても良い宣伝になるでしょう。出来上がったチームになってから応援するのではなくて、一緒に創り上げて欲しい。
ゼルビアが存在することで、経済的にも地域にもメリットがある。町田で育った子どもたちが将来町田でプレーすることができる。経済的には全国からチームが町田にやって来る。その中にはサポーターも一緒に来て、バスを使ったり、ホテルに泊まったり、レストランで食事をしたりするなど大きな経済効果となる。色々なところでお金を落としてくれる。2週間に一度ホームで試合があり、それだけでも地域に経済的な効果があることはわかってもらえると思う。私たちは自分たちの仕事を最大限に力を出し切ってやりきり、期待に応えたい。一番いい形で町田を全国にプレゼンテーションしていけると思っている。最終的には町田の”鏡”になりたい。
※監督が考える理想のゼルビアなど続きは、次号以降で掲載します
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