アスリートが自ら活動を紹介し選手と応援する企業と結びつけるWEBサイトを企画する 堤 裕貴さん 森野在住 26歳
人と人を結びつけ魅力引き出す
○…「とにかく”人”が好きなんだな」と自身を分析する。日々の行動は『人と会いたい』『人を知りたい』という思いから始まる。出会える場所、機会に積極的に参加し、ロマンスカーの中でも積極的に名刺交換する。車中で出会った人だけでも千を超える。「人と人との橋渡しが僕のライフワーク」ときっぱり。
○…90年近く続く建設企業の4代目。これまでの人生を振り返ると3つの段階があったという。まずは小学校時代。明るく、目立ちたがり屋で、好奇心旺盛な子だった。そして中学。クラス全体からいじめを受けた。私立だったため3年間、クラス替えもなく、担任も一緒だった。最終的に学校に行くことが出来ず「先生も交じって、いじめられた。とてもつらい時期だった」という。いじめから解放され、本来の自分を取り戻したのが高校時代。「担任の先生がテレビドラマの『GTO』みたいに熱くて、自分と向き合ってくれた」
○…中学3年生の時に、学生による学生のための”出会える”ホームページを作った。知り合いが周辺規模から一気に全国へと広がり、人と人が会うことで起こるエネルギーの魅力を感じた。大学卒業前にはニュージーランドに1年間留学する。「YES、NO」しか分からなかったが、奇抜な髪型にし、人が集う場所に出掛け、2カ月後には英語が分かるようになり、そして町の多くの人と知り合いになった。
○…学校で学生にコミュニケーション能力を教える。「人と接することが苦手な学生もゲームは得意。そのロールプレイゲームに必要なことが『コミュニケーション能力』であることを教えたい。人生に必要なものは身近な所にある。そしてもう一つ『伝達力』。「自分の考えを半分しか伝えられなければ、周囲からの評価も半分。学生が能力を発揮できるサポートができれば」。将来の目標は教育者。そして今の目標はプロボクサー。「朝、10Km弱走っていますよ。2年後に実現したい」
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