市長・市議選 2期8年の実績を評価 現職26人が再選
任期満了にともなう町田市長選、市議選は23日、投開票が行われ、市長選は現職の石阪丈一氏(66)が新人3人を退け、3選を決めた。定数36に対し41人が立候補した市議選は、現職26人、元職1人、新人9人が当選した。
石阪氏は午後11時ごろ、市内の事務所で「2期8年、サービス改革のほか、少子高齢化の中、どうやって保育していくか、高齢者介護をどうするかも、全国に例の無い取り組みが認めていただいた」とこれまでの実績に対して市民の評価を分析した。今後については「交通機能の充実と地域経済の活性化」をあげ、多摩モノレールへの道すじをつけるとともに、小田急多摩線延伸についても「確実に事を運びたい」と訴えた。「20年、30年先を見据えたまちづくりも、市民の皆さんから期待を込めて投票していただいたのだろう」という。
新人の斎藤祐善氏は市内の事務所で記者の質問に対し「私自身が声を届けきれなかったという結果。また都知事選に巻き込まれ、その構図を突破する力を出し切れなかった」と述べた。木原信義氏は「結果は残念だが、政策への共感は市民の方々に広がったと思う。今後も福祉、教育一番という視点で市政をチェックしていきたい」という。仲政江氏は「4年後を目指して活動を開始したい。ゴミ問題は日常から取り組んでいきたい」と話した。
市長・市議選ともの投票率は41・33%で前回(2010年)より8・69%下回り過去最低だった。
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