玉川学園駅南口からすぐ、城南信用金庫玉川学園支店の道路に面した「たまがくみんなのギャラリー」にユニークなデザインの象のイラストが展示されている。7月16日ごろまで。
これは”しあわせぞうさんイラストレーター”の吉田玄さん(20)の作品。生まれつき聴覚障害と発達障害がある吉田さんは、0歳から6歳まで市内の日本聾話学校に通っていた。小学5年の時に象に興味を持ち始め、井の頭動物園に「はな子」を見に通い、絵を描くことに没頭。2012年から「ハッピーエレファント」というイラスト活動を開始した。イベントや手作り展などに出店し、その場でリクエストに応じて象のイラストを描いている。現在住む八王子では「ゾウの玄ちゃん」で名が通っているとか。
美大出身の母親・純子さんは「障害者の息子に言葉を伝えるために、絵日記などイラストで筆談をしていました。展示会や露店、インターネットなどで全国の象さん好きの人々と交流するなど、この社会活動を通じて色々な繋がりができ、本人の為になっています」と話す。今回の展示は両者と繋がりのある町田法友会の協力により実現した。
町田版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|