町田市は、忘年会や新年会など飲食機会が多い年末年始に、食品ロス削減を呼びかける「まちだ☆おいしい食べきり運動」キャンペーンを実施する。12月1日から来年1月31日まで。啓発ポスターの掲示やホームページなどを利用して情報を発信する。
食品ロスとは本来食べられたはずなのに廃棄されてしまった食品のこと。家庭でも飲食店でも「食べ残し」が主な原因となっている。
年間の食品ロス量は食品関連事業者から339万トン、一般家庭から282万トンで、合計621万トンが廃棄されている。
町田市内でも非常に多くの食品ロスが発生していて、2016年度「燃やせるごみの組成調査」の結果によると、家庭系食品廃棄物のうち約7%(およそ1700トン)が未開封・未使用の食品となっている。飲食店での食品ロスの要因も、「食べ残し」がほとんど。宴会時では、出された食品の約19%に相当する1食あたり約150gの食べ残しが発生しているという。このような結果から、町田市では、美味しく食べ切るための「まちだ☆宴会5箇条」を作成。食品ロスを減らすために多くの市民に実践を呼びかけている。
宴会5箇条では、【1】出席者に応じて適切な量を、【2】開始前に「おいしく食べきろう」と声掛け、【3】「食べきりタイム」の導入、【4】食べきれない料理は分け合う、【5】目指すは完食を提案している。
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