一般社団法人町田サッカー協会(岸本直也理事長)が今年、創立50周年を迎えるにあたり、この節目の年を「マチダ・フットボール・フェスタ」と位置付け、50周年事業を開催することがわかった。サッカーを通じて市民を盛り上げ、「サッカーの街まちだ」の更なる飛躍を誓う契機とする。
小学校やジュニアユース、ユースなどで全国優勝、準優勝経験のある町田市は元祖Jリーガー・北沢豪氏など数多くのサッカー選手を輩出している。そんな選手たちの幼少期からの成長・活躍を見守ってきた町田サッカー協会による50周年事業「マチダ・フットボール・フェスタ」は、サッカーの街として発展した「サッカーの街まちだ」の更なる飛躍を目指し、また、2019年に行われるラグビーW杯や2020年に行われる東京オリンピック・パラリンピックに向け、町田市のスポーツへの取り組みを発信し、魅力を紹介していくことを目的に開催される。
3つの柱
事業は大きく分けて、記念式典、記念誌、記念試合の3つ。6月30日(土)に町田市民フォーラムで行う同協会の総会に日本サッカー協会(JFA)の小倉純二最高顧問を招き、ロシアサッカーW杯の状況から、世界基準と日本の現状、地域サッカー協会の今後について基調講演を行う。また同日から記念誌の作成を開始する。これは少年サッカーの歴史や先人たちが培った魅力を再認識するための資料や次の世代に残すもの、発展させるものを具体的に発信するもの。4月に理事長に就任した岸本氏は「節目となる年に振り返るだけでなく、新しいことも発信したい。例えば記念誌にはゼルビアの大友健寿社長と元ゼルビア、元日本代表の戸田和幸の同世代対談などの読み物を載せたいですね。子どもの頃の話から、町田市の未来につながるような話までしてもらって。もちろん過去の写真なんかもいっぱい載せて」と意気込む。また同時に動画の作成も行う。これは町田市のスポーツの魅力を伝えることを目的にし、市民が「する・見る・支える」形でスポーツを楽しむ「町田スタイル」を映像化し、様々な場面で上映することで市民の取り組みを町田市内外の人にPRするとともに、新たなスポーツを楽しむ市民を増やしていく。
それらは11月23日(祝)の記念式典で発表、発信する予定だ。
まさにドリーム
注目は「ドリームサッカーin町田(市主催)」の開催だ。来年1月13日(日)に野津田陸上競技場を会場に、日本代表OBドリームチームと町田市選抜チームの対戦を目論む。先だって愛知県刈谷市で行われた同イベントには釜本邦茂氏や金田喜稔氏、秋田豊氏や岡野雅行氏、中田浩二氏など今や解説者などで活躍するそうそうたるメンバーが集まった。「すでに多くの参加表明をもらっており、また、町田は魅力あるOB、現役選手が揃っている。数多く集めて、夢の対戦を実現したい」と期待を寄せた。
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