第32回フェスタまちだ2018の実行委員長を務める 宮本 恒夫さん 鶴川在住 68歳
感動は人々の思い出になる
○…原町田の7つの商店会でつくる「町田市中央地区商業振興対策協議会」が主催する年に一度の祭典。町田二番街商店会の会長として「第32回フェスタまちだ2018」の実行委員長を担当する。街中が沖縄エイサーの演舞で熱く盛り上がる2日間だ。「この祭りも32回目を迎えました。肌に響く太鼓の音、熱気にあふれる演舞、そしてそれを真剣な眼差しで見つめるファンの人々。感動は思い出になります」
○…商店会の会長は3期5年目で、町田市中心市街地活性化協議会ではまちづくり部会長も務める。毎年、中心市街地の通行量調査をやっているが、わずかながら減ってきている。しかし、JRと小田急線の駅間をつなぐデッキの通行量は増えている。「街中に来る人が少なくなっている。周囲に大きな商業施設が増え、かつての商都、町田としての面影も薄くなった。何とか活性化を図りたい」。今は車と歩行者との共存など、商店街をいかに歩きやすくするかということに取り組む。
○…町田で育ち、ずっと町田で暮らしてきた。昔から知る店がなくなる中、個人商店にはネットにないサービスが必要だと感じている。忙しい合間の息抜きは読書。宇宙や物理、超弦理論などの本を好む。現在の3次元の世で、9次元という想像もつかない世界に思いを馳せる。「現実から離れられ、頭の切り替えにもなります」
○…これまでの開催では最高で20万人の人出を集めたという話しもある一大イベント。原町田大通りに建つ「民間交番」も今回のフェスタに合わせてリニューアルオープンする。「この日から街の安全・安心のため、そして中心市街地の活性化のシンボルとしての運営が始まります。どうぞ『フェスタまちだ』をごゆっくりお楽しみください」
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