国の制度として10月から「幼児教育・保育の無償化」が始まる。未来を担うすべての子どもが幼児教育を受ける機会が得られるように、そして子育て世帯の経済的負担の軽減を図るため、幼稚園や保育園などの利用料が無償化される。町田市では利用者がこの制度を理解しやすいように、独自のパンフレットや「まちだ子育てサイト」で案内している。
幼児教育は、子どもたちが人として心豊かにたくましく生きる力を身に付けるための重要な役割を担う。今回の制度では従来からある子どものための保育・教育給付以外に、子育てのための施設等利用給付が創設された。これにより幼稚園、保育園、認定こども園やその他の就学前の教育・保育・療育等の事業において、利用料の無償化が実施される仕組みだ。
ただし、無償化と言っても保育園や幼稚園の費用がすべて無料になるわけではない。この制度における「無償化」とは、給食費・体操服代等の費用を除いた基本的な利用料のみが無料になる、軽減される金額の上限が設定されているなど、利用する施設によって内容が異なっている。
条件によって変わる
年齢、保育の必要性の有無、利用する施設などによって「無償化」の認定区分が変わる=表参照。子ども生活部保育・幼稚園課の櫻井敦課長は「まず自分のお子さんがどの対象になるのかを知ることが大切です。これから入園や利用を検討している方は、各園・施設をよく見学してほしい」と話す。詳細は配布中の幼児教育・保育の無償化パンフレットや「まちだ子育てサイト」で案内。問合せは町田市子ども生活部保育・幼稚園課【電話】042・724・2137まで。
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