町田駅前の商店会や大型店、自治会などで組織され、中心市街地の賑わいを創出する取組を行う町田市中心市街地活性化協議会(=中活協/大塚信彰会長)。中活協が3月19日、市によるカラーLEDライトアップに合わせて初めてJR町田駅北口ペデストリアンデッキのテント支柱を桜柄に装飾。町の玄関口に季節感あふれる演出を施した。
これは市と中活協が2016年に策定した「町田市中心市街地まちづくり計画」に基づく取り組みの一つ。環境に配慮した明るい歩行空間の確保や賑わいづくりの一環としてぺデストリアンデッキの照明をカラーLEDにしてライトアップを開始。今の季節に合わせて桜色に点灯。それに合わせる形でデッキ上のテント支柱27本にも桜柄のシートを装飾した。シートの装着も初の試みとなった。
「玄関口」を明るく
新型コロナウイルスの影響を受け、町田駅前の人の往来も従来より減少している。計画した当初は市内で行われる「桜まつり」のPRを兼ねたものだった。しかしまつりが中止となり、お花見などの外出も自粛を求められている状況に、せめて街中は明るくしたいという想いで装飾を続けることになった。
また、年数を経てテント支柱の汚れが目立つようになり、カモフラージュする役目も。商店会や大型店からも町の玄関口をきれいにしたいという声も挙がっていた。
中活協にぎわい部の部会長を務める立木(ついき)宏治さんは「見た目だけでも華やかにして、皆さんの落ち込んだ気分を少しでも解消できれば。また、将来的にも季節感のあるものやイベント等のPRなどに活かしていきたい」と話した。
装飾は4月19日(日)まで続けられる。ライトアップの時間は午後5時30分から翌日午前6時まで。
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