町田市議会は7日、令和2年第1回臨時会を開き、新型コロナウイルス感染症対策に関わる経費などを計上した2020年度5月補正予算案を含む11議案を可決した。
多摩26市でもっとも早く行われた臨時会。新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い、「密」を避けるため上階の傍聴席も活用し、議員同士の間隔を空けて着席して行われた町田市議会史上初の臨時議会となった=写真。
補正予算は一般会計で438億7008万7千円。主な内容は、すべての市民に一律10万円を給付する特別定額給付金事業に432億6582万円、児童手受給者が対象となる、子育て世帯への支援のための臨時特別給付金事業に4億8701万円を計上。
さらに特別会計は5461万5千円。感染による休業等への傷病手当金支給事業として2055万2千円、町田市民病院において人口呼吸器などの医療機器や、マスクや感染防護衣などの保健衛生品の購入費用3406万円も盛り込んだ。
財源は感染症予防費負担金などの国庫支出金のほか、都支出金、市の財政調整基金を活用する。
特別定額給付金はマイナンバーカードを活用するオンライン申請方式が5月1日から始まっており、5月下旬に支給が開始される。郵送申請方式は6月中旬に開始され、その場合は6月下旬から支給される。
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