トレーニングマシンを紹介する畑中さん
「受賞は素直に嬉しい。コロナ下で耐えることが多かったが、継続できてよかった」と喜びを語るのは、町田コンディショニングジム健介を営む畑中健佑さん（35）。
日常生活が楽になる体づくりのため「リアル筋力トレーニング」を実践する同ジム。フロアには機能別のマシーンが21台並び、１クール30分で順に利用すると、人間が本来持っている身体バランスが整うという。
力を入れたのは空間づくり。アットホームな雰囲気や会員同士の交流ができるよう休憩スペースを広めに設けるなど、運動が苦手な人や初心者にも通いやすい工夫を凝らした。畑中さんは「トレーニングジムというとストイックで静かな印象が強いが、明るく話しやすく親しみやすい空間にしたかった」と話す。
畑中さんは下小山田町出身。社会人になり、日に日に悪化していた腰痛に悩んでいたが、トレーニングで改善したことを機に、フィットネスでの開業を目指した。
「一人でも多くの人に体のバランスを整えてもらって、山登りやゴルフなどに挑戦してもらいたい」と畑中さん。
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