特急列車「小田急ロマンスカー」の写真展を仲間と共に12日まで開く 穐田(あきた) 英則さん 高ヶ坂在住 55歳
感謝の気持ちで盛り上げ
○...憧れてきた白い小田急ロマンスカー「ⅤSE」が12月に完全引退することを知り、列車のファンである仲間と共に企画した。3日からスタートすると多くの愛好家が駆けつけ、その人気を再確認。5日にはトークライブも開催し、「ⅤSE」への感謝の気持ちをもって会場を盛り上げた。「町田市内を走る列車のすばらしさを伝えたい気持ちもあった。多くの方に来場してもらえて、うれしい」
○...ものづくりにあたる技術者。普段は医療機器の開発に携わり、やりがいを感じる毎日を送る。以前は長いことカメラ部品を担当していた。自身のアイデアが多くの人たちの生活に役立つことに喜びを覚えてきた気持ちは変わらないまま。「使った人から感想をいただくんですよ。喜んでもらうのがうれしくて」。根っからの凝り性。ものづくりを天職と考える。
○...電車に興味をもったのは新幹線の運転士をしていた父親の影響。その姿を近くで見て育ち、電車に憧れた。列車を本格的に撮影するようになったのは10年前。車両だけでなく、一緒に写る人や風景に「ドラマ」を感じたことがきっかけとなった。「列車だけでは物足りない。風景のなかにあるからこそ魅力を感じました」。3年前から始めた全国のローカル線をめぐる旅では各地の情景を楽しんでいる。
○...町田に居を移して今年で20年。街への感謝の気持ちが高まっている。その思いをもって構想を巡らすのが、町田の風景を切り取る写真講座の開催。仲間と共に企画を進め、写真の魅力を伝える催しにしたい考えだ。「カメラを通じて人のつながりを生むことができれば。若者も呼び込みたい」。地域の盛り上げ役としての意識も強くなっている。
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