子どもセンターの音楽室で演奏する鈴木さん
子ども・若者の『やりたいこと 』を市が後押しする「まちだ若者大作戦」。昨年12月に制定した「町田市子どもにやさしいまち条例（まちだコドマチ条例）の制定に先駆け、同年５月から開始したもので、現在は６つの企画が進行中。３月には野外音楽フェスが開催される。
同条例に示される「子どもたち自身が、 自分にとって大事なことを自分で決め、実行できるまち」を象徴する取組で、申し込みができるのは市内在住・在学の中学生から満23歳まで。企画の審査も若者が行い、採用後は市から仲間づくりやＰＲ、補助金の交付といったサポートを受けながら活動していく。
現在進行しているのは【1】いいことふくらむ高ボラ、【2】ｍｕｓｉｃ ａｔ 四季彩の杜西園「ムジカ」、【3】広報まちだジャック計画、【4】レンタル大学生 ｉｎ 児童福祉施設、【5】映像、映画の力を使って町田市を活性化しよう大作戦、【6】ゆるっとコミュニティ大作戦。
音楽イベント
３月17日（日）には野外音楽フェス【2】「ムジカ」が四季彩の杜西園で開催される。参加費は無料。市内在住のシンガーソングライター、鈴木直也さん＝人物風土記で紹介＝が気軽に音楽に触れられる場を、と企画した取り組みで、出演者は同作戦に合わせ、25歳以下の若者に限定。
会場にはキッチンカーや野菜の直売所を出店する予定といい、鈴木さんは「音楽好きだけだなく、誰もが楽しめるイベントにしたい」と話す。野外での開催を決めたのも同じ理由から。多くの人に生演奏の感動を味わってほしいという思いがある一方、専用の場所へ出向くのはハードルが高いと感じる人も多いのではないかと考えた。開放的で自由に出入りができる屋外での開催を選んだという。
「音楽が生まれ育つ町田になってほしい。そのために、まずは知ってもらうことから。会場を盛り上げる企画も考え中です」と鈴木さんは話す。
詳細はまちだ若者大作戦のＨＰから。また年齢問わず協力者も募集している（【メール】2024musica317@gmail.com）。右上部二次元コードから鈴木さんのＳＮＳを確認できる。
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