神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
町田版 公開:2024年8月29日 エリアトップへ

鶴川菅原さん そろばん 小1で1級 検定に合格「うれしい」

教育

公開:2024年8月29日

  • X
  • LINE
  • hatena
賞状をもって笑顔の菅原さん
賞状をもって笑顔の菅原さん

 鶴川に住む小学1年生の菅原紗衣さんが、先日行われた「珠算能力検定試験」で1級に合格した。菅原さんは「たくさん練習したので合格できてうれしい」と話している。

 この試験は日本商工会議所が主催するもので、菅原さんは300点満点中255点を獲得。合格基準の240点を上回った。1級全体で6277人が受験し、そのうち1859人が合格した。

 1級の問題はみとり算(縦に並んでいる数字を上から下に計算してく)を10題、かけ算・わり算それぞれ20題を計算する。みとり算は1問あたり、10桁の数字を10行分解いていく。義務教育では2年生から習うかけ算や、それ以上の学年で学習する数の知識を理解している必要があるという。

 試験当日、年上の受験生ががほとんどの中、「緊張したけど、始まったら集中できた。合格できてうれしい」と振り返る。菅原さんの通う教室の講師は「1級は指導者からしても本当にすごい。少なくとも私が知る限り、町田では初めてだと思います。今後、どこまで成長できるのか。私もすごく楽しみです」と説明する。

「音が好き」

 菅原さんは同じく幼少期からそろばんをならっていた母の勧めで3歳の時に近所の教室に入会した。4歳で初めて検定に合格すると、翌年には3級を取得。そのまま一度も不合格になることなく、1級まで取得した。「間違えると悔しくて泣いてしまう時もあるけれど、そろばんをはじく音が好きなので続けられた」と菅原さん。

 週2日の教室に加え、毎日必ず1時間は練習時間をとったという。負けず嫌いで、旅行で2日間練習できなかった時には、指が思うように動かなくなり「もう旅行はしたくない」とこぼすほど。日々の練習を支えてきた祖母の高橋幹子さんは「毎日してきた努力の積み重ねが結果に繋がった」とほほ笑む。

 次の目標は級のさらに上の難易度である、段の取得を目指すこと。「まずは準初段をとりたい。最後は教室の先生の段位まで追いつきたい」と語っている。

将来の夢は「お金持ちになって虫のために家を買うこと」と笑顔を見せる菅原さん
将来の夢は「お金持ちになって虫のために家を買うこと」と笑顔を見せる菅原さん

<PR>

町田版のトップニュース最新6

薬師池公園を観光名所に

藤の台小児童

薬師池公園を観光名所に

イベントを企画し集客

11月28日

水田選手に市民栄誉彰

パリパラ銅メダル

水田選手に市民栄誉彰

「町田の皆様のおかげ」

11月28日

地域とつながり40年

法大多摩キャンパス

地域とつながり40年

活気生み、街の資源に

11月21日

昇格かけ、12月に入替戦

ゼルビア女子チーム

昇格かけ、12月に入替戦

関東リーグ1部目指す

11月21日

闇バイト強盗 警戒促す

闇バイト強盗 警戒促す

町田署「自宅に入れないで」

11月14日

突然の湧水、気泡に戸惑い

突然の湧水、気泡に戸惑い

小野路町 「リニア影響」の声

11月14日

あっとほーむデスク

  • 11月21日0:00更新

  • 11月14日0:00更新

  • 11月7日0:00更新

町田版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

町田版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook