町田消防署は6日、市内外国人に家具転倒対策を呼びかけるポスターを作成した学生へ感謝状を授与した。表彰を受けたのは、町田デザイン&建築専門学校(森野)に通う松田葵さんと冨田優生さんの2人。ポスターには英語と中国語の表記で家具類の転倒・落下・移動防止対策を呼びかける内容がデザインされ、あす30日から始まる防災週間(9月5日まで)の期間を中心に、家具転倒防止対策用のグッズを販売しているホームセンターや、駅などの在留外国人が多く集う場所に掲示予定という。
このポスター作成のきっかけとなったのは、5月に町田国際交流センター(原町田)で在留外国人対象の防火防災訓練が行われた際にとられたアンケート。家具転倒策を知らない外国人が多いという結果に、町田署担当者は「専門学校に依頼し、授業の一環でデザインしてもらうことにした。素敵なデザインのものをつくっていただきうれしい」と話す。
感謝状をおくられ、松田さんは「外国人に受けるのではと思い、忍者を用いたデザインにした。選ばれてうれしい」とコメント。冨田さんは「危機感をあおりすぎないユニークなデザインを目指した。選ばれて驚いた」と話している。
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