10月に開催される境川の清掃活動「第24回境川クリーンアップ作戦」の第6回全体会議が8月21日、コメット会館(原町田)で開かれた。
当日は委員会のメンバーら20人が参加。8カ所ある各会場の進捗報告が行われた。親水広場会場と幸延寺橋会場では初の試みであるジョギングとゴミ拾いを掛け合わせたプロギングを実施する。担当の富田たまきさんは「多くの人が参加する会場なので、色んなことを試したい」と意気込みを語る。
年に1度千人で
同活動は相模原市緑区の下馬の橋から町田市内の高木橋までの約19Kmに渡り、境川の中や自転車歩行者専用道路(境川ゆっくりロード)の清掃を年に1回行っている。「おそうじで はじめる 仲間づくり」を合い言葉に実行委員会メンバーをはじめ、近隣の学生や自治会など毎年約1000人が参加。今年、上流は小山町と相模原市にかかる蓬莱(ほうらい)橋からスタートする。
取り組みの始まりは2001年。当時の町田と相模原の青年会議所の理事長らが「街のために何かやりたい」という思いから立ち上げた。実行委員長の豊岡準哉さんも元町田青年会議所のメンバーで10年以上参加している。豊岡さんは「活動を通して色んな人に出会えるのが楽しい」と活動の魅力を語る。過去の清掃中には、川沿いの住人がベランダから飲み物を差し入れてくれたこともあったという。
毎年たばこの吸い殻やペットボトルなど、約2トンのゴミが集まる。川の中では、コンビニのレジ袋やペットボトルが多く、自転車やオートバイが出てくることも。
豊岡さんは「川を楽しんで欲しい。川に関心を持つことが住みやすい街に繋がる」と語る。「それでも毎日掃除している近所の人には敵わないけどね」と苦笑い。
開催日は10月6日(日)。一般の人の参加も可能。実施説明会が9月13日(金)に町田市民ホール(森野2の2の36)で行われる。希望者は10日(火)までに右記二次元コードより申し込み。
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