南町田(鶴間)エリア周辺は1950年代、山林や田畑に囲まれた南多摩郡南村という小さな村だった。炭や薪などの燃料を得るため、国策によってスギやヒノキが植えられたといい、その名残りは今も鶴間公園で見ることができる。
駅開通で発展
一方、炭や薪の需要が減るとそんな村にも変化が訪れることに。樹林が田畑に変わり、東名高速道路や南町田駅(現在の南町田グランベリーパーク駅)の開通によって急速に地域の近代化が進んでいったという。そして、駅ができると周辺の宅地開発が進み、郊外住宅地として高度経済成長を支えるファミリー層の転入が増加。現在の発展へとつながることになった。
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