市内でボイトレ講師として働く若手オペラ歌手・平岩はるなさんが、クリスマスに行われる町田イタリア歌劇団主催のオペラ「ラ・ボエーム」に出演する。公演前にインタビューを行った。
――オペラを始めたきっかけは
「3才からバイオリンを始め、小4から地元・福島のオーケストラに在籍していました。その活動のなかで、演奏を飛び越えて声を届けるオペラに圧倒されました。以来、オペラ歌手を目指すようになりました」
――役柄と見どころは
「19世紀パリを舞台に、若き芸術家たちの貧しくも自由な生活を描いたオペラ。私が演じるムゼッタは、チャーミングで自分に正直に生きる芯のある女性です。明るく跳ねるような音楽が特徴的なので、皆さんを魅了できたらと思います。切ないですが、四幕最後のシーンが見どころです」
――公演への意気込みを
「オペラは究極の音楽の原点。高貴なイメージを持たれがちですが、より身近に感じてもらえるよう、お客様に寄り添えたらと思います。『歌っていいな』って思ってもらえる機会になればうれしいです」
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