奉仕団体「東京町田・中ロータリークラブ」(藤原聡会長)の会員らが先月、木曽西の畑でサツマイモの収穫を行った。サツマイモづくりを就労支援の場にしようと進める「さつまいもプロジェクト町田」の一環として行われたもので、当日の収穫には未来保育CLUB(中町)の園児ら約30人が参加。豊作となったサツマイモを前に「大きいのがとれた」と声を弾ませながら収穫する子どもたちと、会員らに笑顔が広がった。
3年目を迎えた同プロジェクト。ロータリークラブとして、障害者支援ができないかと考えた際、農業経験者でなくても、比較的容易に耕作できる「サツマイモを生かした事業はどうか」という声があがりスタート。10年計画で行っていくものとして将来的には加工品などとして販売していきたい考えもあるという。
収穫を見守った藤原会長は「就労支援について模索中ではあるが、収穫を通して子どもたちの喜ぶ顔を見ることができて良かったと思う。いずれは作って販売までを行い、収入もまかなうことで循環の仕組みをつくっていきたい。着実に前に進んでいると実感している」と話した。
収穫したサツマイモの活用方法に関しては現在検討中という。
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