町田市立中学校が来年9月までに全員給食となる。どのような考えのもと提供されるのか。担当する町田市教育委員会に属する保健給食課担当者に聞く。
――「生きた教材」として考えていると
「生徒たちには毎日の給食を通じて、正しい献立などについて学ぶ機会にしてもらいたいと思う。それが将来にわたり生かされ、健康的な生活を送ることにつながれば。みんなで同じものを食することにも意味があると考えている」
――素材本来の味を提供していく
「削り節や昆布、煮干しなど、それぞれの料理に合った食材から出汁をしっかりとり、素材本来の味を引き出したものを出していく。外食では味の濃いものが提供されることが多いが、生徒たちには素材本来の減塩された味を楽しんでもらいたいと考えている。町田の学校給食は市立小学校のものも、ごはんを中心にし、地元でとれた食材を使うことを方針にしている」
市民も
――市民も給食を食べるチャンスがある
「建設中の中学給食センターのなかには地域の方が給食を楽しむことができるカフェを併設する予定。地域の皆さんには昔を懐かしみながら食事を楽しんでもらえればと思う」
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