10月28日、芸人として6年半暮らした玉川学園でイベントに出演する清水 たぁーさん町田市在住 32歳
はみ出した部分が一番面白い
○…キャッチフレーズは「リアルガチな偽物」「鎌倉が生んだ物まねとっつぁん坊や」。“物まねのようなことをする”芸人としてのレパートリーは、公認を受けた出川哲朗をはじめ、小堺一機、NEWSの増田貴久、志村けんなど世代を問わない幅広さだ。25歳で一人暮らしを始めた思い出の地が玉川学園。「コンビを組んで解散したとき、ピン芸人としてやっていく決意を固めたとき、昨年結婚した妻にプロポーズしたのも玉川学園で暮らした6年半の間でしたね」
○…茅ヶ崎生まれで鎌倉育ち。周りの大人が何でもしてくれる温室のような環境だった。子どものころからお笑い好き。学校では、クラスの人気者だったわけではない。小、中、高、大学と友達も少なく、いじめにもあった。「勉強嫌いで運動も得意じゃない。でも物まねや面白い話をするとみんなが笑ってくれた」
○…中学生のときに大きな影響を受けた一人である物まねタレント、コージー冨田と同じ事務所に所属。都内を中心に活動し、芸歴は11年になる。2月には町田市市制60周年記念で公開収録した「新婚さんいらっしゃい!」にも夫婦で出演した。来年1月には子どもが生まれる予定だ。これから迎える年末年始は、自分にとっては大きな勝負のとき。背負うものができたから、目の前のことを一つずつクリアしていく。「シンプルに、ただ一生懸命やるだけ」
○…最近、若者たちのお笑い離れを肌で感じる。昔の自分が衝撃を受けたように、若い人たちにこそ感じてほしい。現在は原点に戻ってお笑いライブに出演する日々。「無料で動画が見られる時代。『お金を払ってまで何で?』と思うかもしれないけれど、生のステージにはテレビなどにはないものがある。はみ出した部分が一番面白いんです」
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