八王子バイパスが30年の料金徴収期間を終了し、10月31日(土)から有料区間が無料となる。無料となるのは相原IC(町田街道)付近から打越IC(北野街道)付近までの4・5キロ。これにより、並行して走る国道16号線の渋滞緩和にも期待がかかる。
無料化されるのは10月31日に日付が変わる午前0時。無料化により、八王子バイパスの管理はネクスコ中日本から国土交通省に移管される。
今回の無料化は、30年の償還期限を満了して実現するもの。通常、中央道などほかの高速道路では、1972年から全国の高速道路網の収支を一体管理するプール制となっており、償還期間が延長されている。一方、八王子バイパスは他の有料道路と接続していないために独立した路線の料金徴収のみで償還する方法をとっていた。
2010年から約1年間行われた無料化社会実験では、バイパスの交通量は34%増、並走する国道16号は22%減となった。調査した187日のうち、18日間はバイパスで渋滞が発生したという。国交省相武国道事務所によると「無料化社会実験のときとは異なり、現在は圏央道が開通しているので南北の交通がそこまで集中しないで(渋滞せずに)済むのでは」との見通しを示している。
なお、原則的にはバイパスが無料化した場合、並行して走る国道は地方自治体に移管されることが多い。07年に国道20号日野バイパスができた際、並走する国道20号は国から都の管理へと移管され、現在は都道256号(八王子国立線)となっている。八王子バイパスと並走する区間の国道16号線も将来的には都などの地方自治体に移管される可能性がある。
八王子バイパスの現在の料金は普通車260円。制限速度は時速60キロ。無料化後も制限速度は変わらない模様。利用できる車両も有料時と同様。自転車は従来どおり車道の通行はできず、歩道の通行となる。
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