酒・飲料卸売業「(株)河内屋」(元横山町)が展開する「八王子の日本酒」づくり(企画名「はちプロ」)。その日本酒、地元の米でできる「高尾の天狗」が醸造される様子を見学する会が、1月23日(月)に行われる。
醸造場所は長野県諏訪市にある酒蔵「舞姫」=上写真。同社は「市民のみなさんも参加し田植え、刈り取りした米が精米され、お酒になっていく過程を体感してもらいたい」とこの見学会を企画。昨年末に告知をしたところ、募集40人に対し70人近くの応募があった。「想像以上に地産地消地活や6次産業化への関心が高いようです。地元への愛着も感じます」と担当者は喜んでいる。「小さな蔵ですが昔ながらの手仕込みを見て商品、この企画への思いを深めてもらえれば」
「勉強になる」
黒塀通りにある「鍋しゃぶダイニング縁(えにし)」(中町)店長の大塚知彦さん=下写真=は6月の田植え、11月の稲刈りと、このプロジェクトに参加しており今回の見学会も「勉強になる」と当日を心待ちにしている。同店では昨年から高尾の天狗を取り扱っており、「日本酒の中でも一番注文がある」という。
3月に試飲会
なお同社は3月に八王子市内で、今回仕込んだ「高尾の天狗」の試飲会を行う。