八王子出身で第二次大戦後のドイツで伝染病の治療に尽力した肥沼信次医師(1908〜1946年)を題材とする演劇「七一年目の桜」が3月8日(水)、いちょうホール(本町)で行われる。
企画制作・出演は地元学生による「劇衆オの組」。中心となっているのは劇団の代表で、作・演出を務める創価大学2年の福地海斗さん。
沖縄出身の福地さんは2015年秋、八王子市報で初めて肥沼医師の存在を知った。興味をもって郷土資料館へ行くも、肥沼医師についての本はわずか2冊。しかも1冊は絵本だったという。「こんな偉大な人なのになぜ?」
演劇ゼミに所属する福地さんは肥沼医師を題材に劇を作ろうと思い立った。「文化の力で多くの人に伝えたい」。資料館から紹介を受けた「Dr・肥沼の偉業を後世に伝える会」の塚本回子さんのサポートを得ることに。福地さんは知人の伝手などでスタッフを集めた。「塚本さんが肥沼医師の命日(3月8日)を押さえてくれたので、『やるしかないな』と」(福地さん)。決めてから開催までわずか半年だ。
物語は肥沼医師にのみ焦点を当てるのではなく、八王子の今に視点をおいている。舞台は八王子祭りの夜。主人公は桜の木の下で老婆に会う。そしてふとしたことから95年前のある医院へ…。
午後1時開演。全席自由500円。(問)【携帯電話】080・3997・0936
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