みなみ野在住の浅井敬子さん(70)が先ごろ、優れた工芸作品を評価する「第64回日本伝統工芸展」の陶芸部門で入選を果たした。受賞作「透光磁練込組鉢・ヒマラヤンブルー」は、光にかざすと、陶器の模様が透けて見える組鉢で、山登りが趣味の浅井さんが憧れているヒマラヤの高所に咲く”幻の青い花”ブルーポピーをイメージしてつくり出した。「2回目の受賞ですが、1回目同様、今回も受賞を聞いて驚いた。本当に嬉しい」と浅井さん。
陶芸歴はもうすぐ17年。夫の趣味が陶芸だったことから、付き合いで覗いたある陶芸の作品展でその魅力に引きつけられたのが始まり。「その時は、本格的に陶芸をしていなかったのですが、『ビビっ』ときたんです。あまりにも美しくて、その場から動けなくなりました」。その後、「ビビっ」ときた作品をつくり出した作家に師事し技術を習得。現在はみなみ野の自宅兼ギャラリーで陶芸教室を開いている。「今後は生徒さんの中から工芸展の入選者を出したいですね」
浅井さんの作品を見学することができるギャラリーは毎月第二の土日に開かれている(入場無料)。
問い合わせはギャラリー壺色・浅井さん【電話】042・635・1745へ。
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