40歳以上を対象とした草ラグビーのカテゴリーがある。「不惑」と呼ばれるもので、70年ほど前に東京で創設された。不惑チームは現在、全国各地に存在し、八王子でも昨年4月に発足。登録メンバーの増加を図りながら、生涯スポーツ振興、地域奉仕活動にも力を入れる。
80代まで61人 地域貢献も
「あまり無理をしないので、実はそんなに怪我をしないんです」。高校時代からラグビーをはじめ、現在「八王子不惑倶楽部」(藤島泰朋代表/通称八惑(はちわく))の副代表を務める勝本憲司さん(44)は、そう話す。
八惑は八王子ラグビースクールに通っていた子どもの保護者らが中心となり発足した。30代から80代まで、登録数は3月時点で61人になる。ほぼ週に一度、全体練習を実施。小宮町にある天然芝のグラウンドを確保している。
リーグには所属しておらず初年度は、3試合を戦った。「勝利より交流目的が強い。地域ラグビーを盛り上げ、その環境づくりもしたい」。この1年、八王子近隣のスクールやスポーツ団体との交流や除雪作業などで地域貢献もした。勝本さんはそれらで「クラブの存在意義を示すことができた」と認識する。
活動の場を提供
また地域に眠るラガーマンらに「活動の場所」を提供できたことに喜びを感じている。「ずっと八王子でプレーできる環境を探していました。チームができて良かった」(40代)、「ポスターを見て40年ぶりにやってみようと思った」(50代)。メンバーからそのような声が聞かれた。
課題はさらなるメンバーの確保という。「まずは100人。良い練習、楽しい練習には最低20人は必要。30人いれば紅白戦ができます」。現状練習に集まるのは10人程度。「それぞれに仕事や生活があり、情熱も違いますので」。ポスター掲示を強化するなど、認知度アップも図っている。
「無理、無茶しない」
「生涯スポーツとして楽しむためには『無理をしない』『無茶をしない』ことがポイントと思います」と勝本さん。ラグビーにおいては来年、「日本でW杯開催」という大きな話題がある。それを機に「八王子から盛り上げることができれば」と力が入る。今年度は各種大会への出場や主催して「八王子マスターズ」の開催も企画している。おやじたちの2年目の挑戦が始まった。
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