八王子市副市長に選任された 木内 基容子(きよこ)さん 別所在住 59歳
女性活躍の契機になれば
〇…初の女性副市長――。その点をクローズアップされるのは本意ではなかったそうだが、考え方は少し変わった。「まわりの女性や後輩が喜んでくれました。女性が活発に活動する後押しになれば」。物事を決める場では依然として男性が多い。「女性も一緒にやれるようになったほうが男性の負担も減るのでは。もっと楽しくなるんじゃないですか」
〇…生まれは国立。19歳から八王子に住む。幼い頃から本の虫で、学生になると図書館司書をめざした。上智大学を卒業後、八王子ではちょうど中央図書館の整備がスタートするタイミング。「面白そう」と採用試験を受けた。「でも市職員の35年間、一度も図書館に配属されることはありませんでした」と笑う。自宅には本が溢れ「(本が)近くにあるだけで満足」とも。書店が好きでネットでの購入はしないそう。
〇…補助金制度の見直し、株式会社が運営する大学の誘致、市史編さんなど様々な業務に携わってきた。「行政の仕事といっても実際やっていただくのは市民の皆様。信頼されるような仕事をできるかどうかが大切」。副市長の職務については「市長の政策実現にむけ、議会とのパイプ役になる。職員のモチベーションアップも大事。一人ひとりが実力を発揮できるように」と力を込める。
〇…八王子の魅力は、例えば地域ごとにカラーがあるような「多様性」と考える。が、それゆえに「一つにしぼってみんなで力を注ぎにくい」とも。一方、その歴史の深さなどから「地域に根付いた『すごい人』がたくさん」おり、「町を支えてくれている」と感謝する。「そういう方と触れ合うことで自分の知らなかった部分が見えてくる。皆様にも八王子のいいところを発見してほしいですね」
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