少年少女国連大使に選ばれて7月から8月にかけて約1週間、ニューヨークの国連本部などでの研修やマニラで貧困現場の視察をした市内在住の青田未陸(みろく)さん(多摩大学附属聖ヶ丘高校1年)が帰国し、8月17日に石森孝志市長を表敬訪問した。同日には(一社)八王子青年会議所のメンバーらと共に市の担当者(都市戦略課、福祉政策課、生活自立支援課、子どものしあわせ課)との意見交換も行った。
この事業は(公社)日本青年会議所が主催しているもので、八王子出身の大使は初めて。青田さんは、2015年の国連サミットで合意された「持続可能な開発目標」として「飢餓」や「平和」など17項目あるSDGs(エスディージーズ)(持続可能な開発目標)について学んだ。
決意を新たに
前半のニューヨークでは、世界各国の青年会議所メンバー約100人の前で英語による発表を行ったほか、国連日本政府代表部の職員との交流があった。研修では「水問題を解決できれば、多くの問題が解決するのでは」と聞いたが、「蛇口をひねって水が出てくる国は少ない。利用可能な水は、水全体の0・007%」と実際にはハードルが高いことが分かったという。深夜まで発表内容をまとめるなど、多忙な日々を過ごした。
後半のマニラでは、街のあちらこちらに野良犬や野良猫がいて、ゴミをあさっている様子を見て「日本との格差」を感じたそう。スラム街となっているバセコ地区では、浜辺だけではなく海にもゴミが溢れ「ゴミで波ができている」状況。それにもかかわらず「そんな海でも子どもが遊んでいる」姿に衝撃を受けたという。「それでも笑顔で話しかけてくれたりする。だったら、もっと笑顔にしてあげたい」と今後の活動への決意を新たにした。
今後は、SDGsの認知度向上に向け、青田さんを推薦した八王子青年会議所も一緒になって推進していく予定だ。
![]() 石森市長を表敬訪問した
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