八王子市は8月28日、市役所で定例記者会見を開いた。主なやりとりは以下の通り。
ブロック塀に補助
大阪で小学生が地震によって倒壊したブロック塀の下敷きになって死亡した6月の事故を受け、市では緊急対策を実施している。高さが2・2メートルを超える公立小中学校のブロック塀はほぼ撤去が完了した。新たな取り組みとして、民間の敷地内であっても、通学路に面したブロック塀の撤去に対して補助金制度を設ける。費用の6分の5などを基準に上限は30万円。また、建築士による安全性の診断にも半額を補助。上限は5万円。どちらも期間は来年3月31日まで。
富士森競技場を改修
9月下旬から富士森公園陸上競技場の改修工事を実施する。天然芝から人工芝へ変更し、走路は土からウレタン系舗装に変える。これまでは雨や霜で年間100日程度使用できなかったが、改修によって天候に左右されずに済むとしている。また、LEDナイター照明も8基設置される。来年10月にリニューアルオープン予定。
7商品を認定
市内の中小企業の新規性の高い優れた商品を認定し、販路開拓支援をする「八王子市中小企業新商品開発認定制度」で今年度の認定商品が発表された。木製のパズルの図柄を完成させるとスマートフォンなどで恐竜のイラストが飛び出す「ディノバーン」((株)サンモリッツアーツ)、天井面に設置したフィンに冷水を通すことで静粛性とエネルギー効率を高めた冷房機器「天井除湿放射冷暖房『天空』」(アオキ住宅機材販売(株))など7商品。
補正予算
市は9月の補正予算案を発表し、約69億7375万円を増額補正した。前述のブロック塀撤去関連で約3億1176万円。撤去補助金などに1億5000万円。また、都が整備を進める産業交流拠点(仮称)における新保健所整備工事費として約4億7011万円、プラグインハイブリッド車2台の購入および充電設備の設置で約1491万円などを計上。
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