松木、裏高尾で
フランスの農業関係者らが3日、市内を訪れ、「錦鯉」と「日本庭園」を視察した。
訪れたのはフランス農業高校指導者とフランス農業省、駐日フランス大使館の職員、合計8人。近年、フランスでは日本文化のブームが到来しており、農業分野においては特に「錦鯉」「日本庭園」の関心が高まっているそう。今回は農林水産省の取り組みで、市内は松木にある吉田観賞魚販売(株)と裏高尾町にある高尾駒木野庭園を見て回った。
一行は同社で吉田俊一社長から錦鯉の歴史、飼育のノウハウなどの説明を受けた。その後、店内を見学し優雅に泳ぐその姿を見入っていた。
同園では紅葉色づく池泉回遊式庭園を散策。喫茶室でお茶と和菓子を味わい、日本文化の「おもてなし」を体感した。
「情熱、敬意感じた」
視察を振り返り吉田社長は「フランスの方がもつ日本文化への情熱や敬意を感じることができました。ただ、造園や錦鯉飼育はすぐに出来るものではありません。ノウハウを長期的に伝えられる仕組みを作ることができたら」と提案した。
視察したフランス農業高校の指導者は「やはり本場はスケールが桁違い。ノウハウや情熱を提供してほしい」と話した。
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