市立陶鎔(とうよう)小学校(犬目町)の児童を中心に市内の小学生で構成される「陶鎔ミニバスケットボールクラブ」の女子チームが、3月に開催される全国大会へ初めて出場する。137チームで競った1月の都大会を優勝し出場を決めた。キャプテンの山田眞子さん(小6)は「都代表として悔いの残らないようやりたい。楽しみたい」と意気込む。
15年前に発足した同クラブは現在、男子20人、女子30人が所属している。指導にあたるのは代表の大熊徳久(のりひさ)さん(JBA公認B級コーチ)。「身体能力を高めるトレーニングを取り入れています。また、(身体接触のない運動は)上級生から下級生まで一緒にやるようにしています」と全国レベルの実力を養った練習の特徴を説明する。
都大会(第22回鈴木正三杯ウィンタートーナメントミニバスケットボール大会)は4試合全てで目標としていた「1試合40得点」を達成。「昨年の都大会はベスト8。6年生が少なく、下の子が試合に出ることができた。それが経験になり、今年の大会に活きた気がします」と勝因を分析する。
一中にOG 活躍励み
なおチームOGには昨年全国制覇を成し遂げた市立第一中学校女子バスケ部で活躍する選手もいる。「(全国での)彼女の活躍がとても励みになりました」と大熊さんは誇らしげに笑顔を浮かべた。
全国大会「第50回全国ミニバスケットボール大会」(公益財団法人日本バスケットボール協会、朝日新聞社主催)は3月28日(木)から群馬県で開催される。大熊さんは「全国の常連チームとの対戦が楽しみ。せっかくなら勝って卒業させたい」と話した。
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