地域の交通安全に貢献してきた「南大沢交通安全協会」が3月、発足して10周年を迎える。
当初から会長を務める田中泰慶さん(83)は「歴史や文化が異なった、南大沢警察署管内の八王子、町田地域が一緒になってできた団体。それぞれの考え方を尊重しながら共に地域を見守ってきました」とこの10年を振り返る。
ゆずが象徴に
その象徴となってきたのがゆずだ。発足1年目に、当時の南大沢警察署の警官がゆずをモチーフとしたキャラクターを紙粘土でつくってくれたことから、そのキャラをゆず郎として、協会の便りや地域でのイベントなどで交通安全を呼び掛ける象徴として登場させてきた。「指導員らの自宅でゆずが取れることから『ゆずり合おう』という思いを込めて使用してきました」と田中さん。現在では、ゆず郎を商標登録して着ぐるみもつくったのだという。
「若い力、必要」
この10年間、田中さんたちの熱意もあり、同協会が見守る地区の人身事故数は減少傾向にある。
が、「指導員の高齢化が進んでいる。もっと若い人たちに参加してもらいたいんだよ」と田中さん。目標とする年間の人身事故発生件数、500件以下を目指すにも若い力が必要と力を込める。
「これからは新しい人たちに支えていってもらいたいね」
![]() 象徴となってきた「ゆず郎」
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