印刷会社・(株)清水工房(追分町)が創業50周年感謝展を7月12日(金)、13日(土)に八王子市学園都市センター11階ギャラリーホール(旭町)で行う。同社の自費出版物などのほか、市の昔の風景を収めた写真などが展示される。
編集ノウハウも
地域の人が本を出す際に同社を頼ることが多く、年間40〜60点ほど扱う。詩集や画集などが多いそう。50〜100部ほどの小ロットの注文に対応している。
出版部門の「揺籃(ようらん)社」(こちらは35周年)もあり、本の組版や編集などのノウハウを持つ。比嘉良孝社長は「おかげでやってこれている。先代の社長に先見の明があった」と話す。また地域情報誌「はちとぴ」の発行(年3回)などの情報発信にも積極的だ。
橋本氏を引き継ぐ
同社は1969年に先代社長の清水英雄さんが創業。揺籃社は「ふだん記」運動(現在の自分史発行に近い概念)の提唱者だった歴史家・橋本義夫さんの横山町にあった書店の名を引き継いだ。
先代の清水社長が、会社をたたむことを検討していたとき、あとを引き継いだのが比嘉さん。街の印刷所が減少している近年、同社ではネット書店のアマゾンとの直接取引も始まり、「品切れ状態も少なくなり、弊社の新刊など関連情報も表示される。予約販売もできるようになった」と手ごたえを感じているようだ。
「情報発信をする中で、地域の方々との関係も増えていった。地元の人は地元のことをよく知っている。逆に自分たちが教えられることも多い。今後も八王子で印刷・出版といえば『清水工房』の名前が出てくるような存在になりたい」と比嘉社長。
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