南大沢地域で住民らと緑地整備にあたるなど、地域貢献に取り組む首都大学東京(南大沢)の学生らを応援している団体の一つが、大学の卒業生でつくられる「首都大学東京同窓会」だ。
会員は累計7万人を超えると言い、学園祭など、学生が主体となって開催するイベントの支援などを行っているのだという。
「年2回、会員に向けて会報誌を出したりもしています。学生が活躍できるように支援するのが私たちの仕事です」と、大学卒業生で会の事務局長を務める松浦知彦さんは笑顔をみせる。
奨励賞も
28日には、学生の社会貢献活動などに助成金を出す「奨励賞」の申込み締切りを迎えるのだという。
「今回で7回目。昨年は鳥人間コンテストに出場するための情熱が採用されたケースなどがありました。毎回エネルギー溢れるものばかり。今年のものも楽しみです」と松浦さん。
総額は50万円と言い、同窓会の会員らで構成される審査委員会が受賞者を選出するのだという。
「7月上旬に結果を発表する予定です。地域貢献につながる企画もあればいいですね」。八王子が首都大生の手によって更に盛り上がりそうだ。