八王子に関わりのある絵葉書を歴史背景と共に冊子にまとめている地域史研究家がいる。八木町在住の村松英二さん(39)だ。2011年に第一弾となる書籍を発行し、昨年3月にも第2弾となる「絵葉書でみる八王子市の100年」を上梓した。
村松さんは「八王子の歴史を探求してきて、絵葉書から昔の街並みをみることができることを知りはまった。切手などと異なり、絵葉書はこれまでひとまとめにされたものがなかったことから、使命感をもって収集を行っています」とその動機を語る。
小学校の頃から
村松さんが八王子の歴史を巡る活動を始めたのは小学生の頃。戦前生まれの父親から八王子空襲など、街の移り変わりを聞かされているうちに興味が深まり、高学年になると市内の古代遺跡を巡るマップなどを制作するようになったのだという。
それら作品が八王子市から評価を受けたことは、「歴史を書き残す」喜びを知る機会になったとも。「歴史があり、自然豊かなこの街が好きなんです。いろいろ知れば知るほど、新たな発見があり、更に好きになっていきます」
村松さんがまとめた第2段の冊子は23日(祝)に金剛院(上野町)で開かれる「金剛院弘法市」で販売されるという。当日は村松さんも来場しサイン会も開かれる。
問い合わせは同市事務局の江藤さん【携帯電話】090・3695・0083へ。
八王子版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>