室町時代末期から幕末にかけて恩方地区などで作られたとされる郷土刀の「下原刀(したはらとう)」。その歴史を残そうと、昨年4月に「平成最後の下原刀」を高尾山に奉納したNPO法人「武州のよりあい」(磯沼孝理事長)はこの度、記録誌を作製した。関係者への配布を始めている。
記録誌は全34ページ、オールカラー。下原刀の由来についての説明をはじめ、「平成最後」を作刀するにあたって、市民の協力によって砂鉄を集めたイベント、たたら製鉄・鍛錬などの工程、そして高尾山への奉納までを豊富な写真で紹介している。磯沼理事長は「これだけの良いものができるとは思わなかった。下原刀を郷土の刀として多くの人に知ってもらえれば」と話す。
購入可能
希望者は購入できる。2500円(寄付金相当額含む)。数に限りあり。問い合わせは事務局【メール】info@jpcom27.comへ。
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