誰でも楽しめる卓球施設を大楽寺町にオープンさせた 小菅 千鶴さん 横川町在住 37歳
「すごいね」 ママの行動力
○…練習用など選手向けの施設はあるが、子どもや高齢者も「楽しめる」場所はなかなかない。気軽に足を運び卓球に親しんでもらえるスペースを地域で初めて開設した。来月には4年前から個人で主催するオープン大会の開催を控える。この大会は子育てで競技から離れ退屈をしていた時期、「卓球界で顔を広げるため」に企画したもの。「行動力には自信がありますよ」。熱心にその普及に取り組む。
○…栃木県の出身。卓球を始めたのは高1のとき。「暗いイメージがして興味はあまりなかった」そうだが兄がしていたこと、知人に誘われたことがきっかけ。社会人になっても後輩とチームを作り地元で大会に出場するなどした。その魅力については「相手との距離が近い。表情、仕草、癖などがお互いよくわかる。その緊張感がたまらない」と語る。
○…幼い頃から運動神経は抜群で、今は趣味としてフットサルに親しむ。「見るよりやる方ですね」。好物はもやしとみかん。「もやし炒めが大好き。みかんは箱で買えばひと冬もつ。どっちも安くて美味しいから」と笑う。3年前に調布から越してきた。「公園も多く住みやすい」と八王子はお気に入りのよう。
○…「カフェでもいい」。成人した頃から創業への憧れがあった。自分で会社を作ろうと独学でWEB制作を学び、経理の仕事に就き資産管理の知識を身につけた。そして昨年、その夢を夫と一緒に「子連れでも楽しめる卓球場」という「最高の形」で実現(起業)した。現在5歳の長男、1歳の長女を「絶賛子育て中」。苦労が多かろうが「子どもたちを見ていると勇気をもらえる」という。「ママすごいね、って言われたくて」。長男は選手になることを夢見ているそう。
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