地元プロバスケチーム東京八王子ビートレインズは1月23日、Bリーグから「準加盟資格の失格」とされた。クラブは現在、資金繰りの悪化による債務超過の状態で「短期的に資金難に陥る可能性が極めて低い」とは考えられないことから判断されたそう。失格によりB3からB2への昇格は「ほぼ不可能」となったが、5月まである公式戦は引き続き開催していくという。
リーグからの通告を受け24日、和田尚之代表が会見を開き、25日にはホームページ上にその全文を公開した。
準加盟(クラブ)とは、B2を目指しており資金運営など規定の条件を満たした場合に認定される。ビートレインズは2017年に資格を取得した。
今回失格にいたった「資金繰りの悪化」について和田代表は「昨季来、チームにけが人が続出したことに対する新選手の獲得のための費用が増えるなどし、結果的に人件費が膨らんだ」と説明した。また「ただ、失格=活動停止ではなく、この後の試合ができなくなるというわけではない」と強調した。
今シーズンに再び資格を取得できる可能性がゼロではないが「現実的には非常に厳しい」とし、目標としていたB2への昇格が極めて難しいとの認識を示した。今後はしっかりと経営基盤を作ったうえで、将来的にはB2への再挑戦を考えていくそう。
5連勝
24、25日、チームはエスフォルタアリーナ八王子に金沢武士団を迎えた。24日は94-84で、25日は103-79で勝ち、5連勝となった。
なお24日の試合ではチームMCが準加盟資格の失格について、「ライセンスは失ったが、ビートレインズのバスケットカルチャーは終わらない」などと会場にメッセージを送った。
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