受験シーズンも終盤。最近は通信制高校を選ぶ生徒が増えているという。なぜなのか。元八王子町にある通信制の星槎国際高等学校の坂本英之副センター長=写真=に聞いた。
――なぜでしょう?
「都立のように『必ず週5日間通い、主要五教科中心の学習をする』よりも自分で通学日数を選択し、主要科目の学習に加え音楽やスポーツ、アルバイトなどに力を入れたいという生徒が増えているのではないでしょうか」
――通信制は勉強時間が少なくなるのですか
「いえ。勉強に力を入れたい子にはより多くの学習時間を確保します。通信制は一人ひとりの生徒が望む、音楽やスポーツなど様々な分野の”学び”に対応することが可能なんです。当校では生徒一人ひとり、それぞれの活躍の場をつくりたいと考えています」
――通信制への理解を広めたいと
「はい。当グループ横浜校の生徒が先日、フィギュアスケートの国際大会で3位となりました。彼などは『自分のやりたいことに没頭できる』通信制の特性を生かした高校生活を送っているのではないでしょうか。そんな生徒たちの活躍が通信制の理解を広めてくれることは嬉しい限りです」
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