八王子市内の4つのコーヒー店がクラウドファンディング(インターネットを通じた資金調達システム)で資金を募っている。
「瀬戸際プロジェクト」と名付けられたこの企画は、新型コロナウイルス感染拡大防止のために時短営業などを強いられている各店が、「芽生え始めた八王子のコーヒー文化を残し、さらに発展させていく」ために始めたもの。
参加店は「珈琲倶楽部 田(でん)」(横山町)、「コーヒー・リトモス」(子安町)、「ランプ・コーヒー」(同)、「ワンデイコーヒースタンド」(初沢町)。目標額は250万円で、5月29日までクラウドファンディングのサイト「キャンプファイヤー」で支援を受け付けている。
利益率低い
プロジェクトの代表者で田のマスター・永塚祐士さんは「一般的な飲食店と喫茶店との違いの1つは利益率です。フードやアルコールのように利益が出しやすいメニューの少ない喫茶店は、利益が出しにくい業態。休業や時短の影響が大きい」と話す。金融機関も混雑しており、資金調達も難しいため、クラウドファンディングに踏み切ったという。
贅沢な恩返しも
支援者へのリターン品として用意されているのは、4店舗共通で使えるチケットのほか、4店舗がそれぞれの豆をもちよって作る「SETOGIWAブレンド」があるという。「同じテーマでコーヒーを作っても、それぞれのお店で解釈が異なる。それを1つにブレンドするというのは非常に挑戦的なことです。珍しいはず」と永塚さん。「さらに、支援者の人の要望に応じた特別なブレンドを4店舗がそれぞれ提供するリターン品もあります。その人だけのために作られる贅沢な完全オリジナルです。早くも関心を示してくださる人がいらっしゃいます」と手応えを感じている。
コーヒー文化を発展させたい
この4店舗は昨年、南大沢で行われた西東京エリア初のコーヒーフェス「うえすとさいどコーヒー」がきっかけで知り合った。コーヒー飲み比べが楽しめるこのイベントを通じて、八王子でコーヒー文化を発展させていくことを語り合ったという。店主の1人は「八王子のコーヒー文化は芽生え始めたところ。こだわりの店を増やしていきたい。カフェは街の景色や雰囲気、文化の一部。今後、八王子のコーヒー文化を発展さてえいくためにも、ぜひ協力していただければ」と話す。
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