先ごろ、「東京都自転車商協同組合」八王子支部の支部長に就いた 五十嵐 正人さん 長沼町在住 60歳
「人好き」周囲を生かす
○…市内21の自転車販売店が加盟し、ボランティアで市民の自転車整備などを行っている団体。メンバーは半世紀以上を共に過ごしてきた気心の知れた仲間ばかり。元々ムードメーカーとして盛上げ役を務めてきたが、リーダーとして前に出るのは苦手と長への指名に戸惑いつつも「任されたからには一生懸命やりたいね」と苦笑い。最近、支部長の名刺を新調しぎこちなく関係各所への挨拶まわりを始めたところだ。
○…長沼町で自転車とバイクの店を開く。学生時代に二輪と出会い、その疾走感に魅了され「好きなことを仕事に」と学校卒業後に専門店へと就職したのが始まり。30歳前に独立しニーズがあると自転車の販売も始め今ではその読み通りバイクよりも「稼ぎ頭」になっているのだという。若くみられがちだが元気をくれるお客さんとの他愛のない会話が秘訣と笑う。
○…人好きの性格。若い時はバイクで風を切りクラブに通うイケイケの青春を謳歌。「チャラチャラしていました」と笑顔をみせる。自慢は2人の息子。「友だち」として接し好きなことをやらせてきたからこそ、伸び伸び育った子どもたちは今、大学院で研究を続ける長男、エンジニアとなった次男と共にそれぞれの世界で活躍中だ。「私を反面教師にしてくれたのでしょうね」
○…量販店やネット通販の台頭もあり支部加盟店舗の売上は減少傾向にある。そんななか前面に出していきたいのが専門店ならではの技術や知識など。そしてもう1つの武器が仲間だと。近隣市の自転車組合とも定期的に情報交換を図り最善策を一緒に探っていきたいと話す。「皆、同志です」。1期2年。「友だち」として盛上げ支部に活気を与えていきたい考えだ。
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