新型コロナと共存することが求められる今、必修科目として元八王子町の星槎国際高等学校が「公衆衛生学」を学び始めたという。平澤晶子センター長=写真=に聞いた。
――どのような学問ですか
「自分のことだけを考えるのではなく、みんなで共に健康について考え、どのようにしていけばいいのか模索し実行していこう、という学問です」
――学生たちに学んでもらいたいことは
「授業で学んだことを元に『新しい生活様式』のなか、周囲の健康にも気を配れるようになってもらいたい。当学校グループの理念でもある『共生』を実現できる人になるきっかけにしてほしいと思います」
――外部向けの授業も予定されていると
「はい。元々は大学の講義として取り上げられていた内容をかみ砕いて多くの方にこんな考え方があるんだよ、と知ってもらいたいと考えています。先日は中学生向けに授業を行ったのですが多くの生徒が興味をもってくれて。当校の学校説明会などでも紹介する予定です。一度観覧してもらえればと思います」
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